Convento de San José
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ドミニコ会の活動的生活

ドミニコ会の 活動的生活 1. 共同体的宣教
2. 使徒的宣教
3. 予言的宣教
4. 教義的宣教

2.使徒的宣教

イエズスはこの世を去られる時言われました。「あなた達に命じたことをすべて守るように教えなさい。」こうしてイエズスは、使徒達とその後継者である司教達が、全世界にみ言葉を宣べ伝えるように命じ、教える権利を与えられました。「み言葉を宣教」することが第一に使徒達に課せられた任務ですので、使徒的活動と呼ばれます。

このカリスマがドミニコ会に与えられた過程を再び、思い起こしてみましょう。

時の流れと共に、信者の数が益々増して来たことは、司教達にとって喜ばしいことでしたが、反面、その数の増加は指導不足で困難を生じて来ました。彼らはみ言葉を宣べるのに不十分な状態に苦しみ、度々ローマ教皇に書簡を以て、一日も早く助け手、言わば正式な権利を持っている司教の良き協力者を送って欲しい旨、願いました。教皇は、司教達のこの正統な要求を受け入れられました。当時の司教達の困難を悟ったドミニコは、教皇の下にひれ伏して、「私がここに居ます。私を送って下さい。」と願い出たと言われて居ます。ヨルダヌスによりますと、教皇はドミニコが前もって計画し、組織し、希望したことが凡てそのまま受け入れられ、修道会即ち「み言葉を宣べ伝える兄弟会」の認可をなされたということです。その認可状には、会員達は「信仰の騎士」と呼ばれており、新しい修道会の会員達を司教達の協力者として迎えるようにすすめられました。司教達に課せられた任務は三つあります。これは先ず治めること。信仰生活と教会活動の各分野における指導、教会の法律を定め、キリストの群を牧するのです。次に司ること。これは教会の典礼を司ること、特にミサ聖祭を捧げ、秘跡の授与によってイエズスの親しい生命を信者に味あわせ、それを通してその信仰生活を牧するのです。最後に教えること。福音をすべての人々に宣べ、信仰道徳について、信者を教え、かつ牧する任務でありこれらは最も根本的な勤めであります。

聖パウロによりますと、「教える人がいなければ、どうして人々は信じることが出来ようか。」とあり、「信じて洗礼を受ける人は救われる。」とも書かれてあります。信じることは救いのみ業の第一歩ですが、その信仰は、み言葉の宣教によって始められるのです。

これらのことを悟っていた教皇オノリウス三世は、司教達が都会や町のみでなく全世界にわたる協力者を通じて、救いのメッセージを広めるように促しました。これはドミニコ会が教会よりいただいた使徒的なカリスマであり、さらに当時、教会の名によってみ言葉を宣べ教える権利を正式に得ていたのは、当時ドミニコ会だけでした。

現在ではすべての会にその権利が与えられていますが、この任務を真先に受けたのはドミニコ会です。だと言ってもドミニコ会は司教のかわりにみ言葉を宣べ伝えることは決してありません。宣教の任務における司教の協力者として与えられたカリスマであり、本会の光栄です。

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